比較的初期の虫歯で、歯の崩壊が少ないもの


主な治療法 | コンポジットレジン修復 ダイレクトボンディング |
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ポイント
必要最小限の歯の切削
主な治療法 | コンポジットレジン修復 ダイレクトボンディング |
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ポイント
必要最小限の歯の切削
レジンと呼ばれる特殊な樹脂を使い、その日のうちに歯と直接くっつけて盛り付けます。余分な歯を削らずに済み、また詰め物や脱離、知覚過敏が少ない治療です。
症状 | しみる |
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希望 | 歯を削る量を少なく、費用を抑えたい |
所見 | 口腔内所見から軽度の虫歯を確認 |
回数 | 1回 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、変色、色が合わない、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 |
費用 | 保険診療 |
ポイント
比較的、軽度の虫歯や前歯など、力がかかりにくいところに適しています。
問題点として変色や強度があり、定期的なやり変えが必要になることが多いです。
コンポジットレジンのデメリットでもある強度を改善し、また接着処理を強めることで、奥歯や中程度の虫歯にも応用が可能。
また、変色が少なく、二次的な虫歯も低減します。
治療前
治療後
5年後
症状 | 特になし |
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希望 | 見た目が気になるので治療してほしい 長持ちする治療が良い |
所見 | 修復物の劣化による二次虫歯と、歯の裂溝からの虫歯を確認 |
治療内容 | しっかりとした防湿下のもと、緊密な充填を行い、凹凸がない研磨を行った |
回数 | 1回 |
経過 | 知覚過敏等の不快症状もなく経過良好 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、変色、色が合わない、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 ※コンポジットレジン修復よりは、これらの症状は軽減されています |
費用 | 1本3万円(税抜)×4本 |
ポイント
ダイレクトボンディングを選択することで、詰め物が長持ちし、再治療の介入が少なくなり、歯を削る機会が大幅に減ります。
銀歯の詰め物は、経年的劣化による変形でその下が虫歯になっていることが多いです
コンポジットレジンも経年劣化により接着が剥がれ、虫歯になることが多いです
修復物の大きさが大きすぎたり、過度に力がかかる場所に修復物を詰めると劣化のスピードが比較的速くなり、やり替えの頻度が増えることになります
ポイント
2次虫歯をとり除くことで修復範囲がさらに広くなります。
その際、修復範囲が広くなり、強度が求められる場合はできる限り今まで入っていたものより強い材質が求められます。
インレー(inlay)、アンレー(onlay)、オーバーレイ(overlay)は、虫歯治療などで使用される詰め物(補綴物)の種類で、削る範囲や覆う範囲によって分類されます。
適応範囲 |
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特徴 |
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適応範囲 |
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特徴 |
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適応範囲 |
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特徴 |
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まとめ(違い)
治療の選択肢は、虫歯の進行度や歯の状態によって変わります。
ダイレクトボンディングよりさらに強度が必要な場合に使用します。
より審美性が高く、汚れがつきづらいのもセラミックの特徴です。
症状 | 甘いものがしみる |
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希望 | 長持ちする材料にして欲しい |
所見 | 古いコンポジットレジンから2次虫歯を確認 |
治療内容 | 虫歯を全て除去すると歯の崩壊が大きかった為、インレー及びアンレーに変更し、セラミック治療を行った |
回数 | 2回 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 |
費用 | 1本10万円(税抜)×3本 |
症状 | 歯にものが詰まる |
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希望 | 虫歯になりにくい材料にして欲しい |
所見 | コンポジットレジン修復の劣化、歯の破折を確認 |
治療内容 | もともと噛み合わせの位置に修復されていたコンポジットレジンは強度的に不足する為、アンレーに変更 1番奥の歯もインレーに変更した |
回数 | 3回 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 |
費用 | 1本10万円(税抜)×2本 |
症状 | 特になし |
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希望 | 銀歯を白くしてほしい |
所見 | 銀歯は経年的な劣化により変形が認められた、また古いコンポジットレジンも破折してきている |
治療内容 | 奥歯4本をセラミックにて修復治療を行った 1番奥の歯は神経治療を行ったためクラウンにしている |
回数 | 4回 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 |
費用 | インレー1本 10万円(税抜)×2本 アンレー1本 10万円(税抜) クラウン1本 15万円(税抜) |
症状 | 歯が欠けた |
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希望 | 強度のある材料がいい |
所見 | 許容範囲を超えたインレーのため歯が破折してきている |
治療内容 | 歯の全周が薄くヒビが入ってきた為、フルカバーの修復治療を検討 今回は歯を大きく削らないようクラウンではなく、オーバーレイで治療を行った |
回数 | 2回 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 |
費用 | 10万円(税抜) |
主にレントゲンで、虫歯が神経にまで及んでいるかどうかを判断します。
自覚症状が少ないため定期検診なので発見されることも多いです。
大きな虫歯ですが、臨床症状が少ない場合、神経の一部分を除去して、可及的に残りの神経を保存することが可能な場合があります。
神経からの出血を確認
上部歯髄を除去した状態
MTAにて充填を行った状態
治療直後
治療1年後
特に再感染は認められない
症状 | 甘いものでしみる |
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希望 | 神経を残して治療してほしい |
所見 | レントゲン写真にて、虫歯と神経との近接を確認 |
治療内容 | ラバーダムにて防湿を行い、神経上部を除去、MTAにて断髄を行った |
回数 | 1回 |
経過 | 治療後に痛みはなく経過良好のため、補綴処置に移行した |
リスク・ 副作用 |
神経症状、術後疼痛、咬合痛、根尖病変、抜歯 |
費用 | 5万円(税抜) |
ポイント
抜髄治療と比較して、神経の一部を残すことができるので、歯を削る量が少なく、また感染リスクが軽減されます。
根尖に僅わずかにでも神経が残存していた場合に、それを使って根管全体の神経を再生させる治療
治療前
1ヶ月後
治療前
治療直後
1ヶ月後
3ヶ月後
症状 | 階段の上り下りで頭から歯にかけてひびく |
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希望 | できるだけ神経を残したい |
所見 | CT画像にて上顎洞に炎症を確認 |
治療内容 | 神経に生活反応を認めた為、歯髄再生療法と断髄治療を併用して根管治療を行なった |
回数 | 1回 |
経過 | 治療後数週間で症状改善、CT画像でも治癒を確認した為、補綴処置に移行した |
リスク・ 副作用 |
神経症状、術後疼痛、咬合痛、根尖病変、抜歯 |
費用 | 5万円(税抜) |
ポイント
従来では確実に抜髄だったものが、残せるように!
虫歯が大きく、自覚症状が強い場合は、神経を全て除去することが多いです。
根っこの先まで、感染が及んでいる場合とそうでない場合で、治療の成功率が変わります。
症状 | 熱いものがしみる |
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希望 | 時間がかかっても良いので、しっかり治療してほしい |
所見 | レントゲン写真にて虫歯が神経に到達しているのを確認 |
治療内容 | 抜髄治療を行い、ガッタパーチャにて根管充填を行った |
回数 | 4回 |
経過 | 治療翌日に軽度の違和感はあったものの、その後すぐに収まった 噛んだときの痛みもないので、補綴処置に移行した |
リスク・ 副作用 |
神経症状、術後疼痛、咬合痛、根尖病変、抜歯 |
費用 | 保険診療 |
ポイント
軽度の感染で保険治療を希望されたことから、ガタパーチャにて根管充填を行いました。
重度の感染と比較して治療成績はいいです。
主に一度、神経治療をした歯に対して、再度治療を行います。
根っこの治療がうまくいってない場合に行うことが多いです。
症状 | 歯茎が腫れる |
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希望 | かぶせものをやりかえたい、根っこまでしっかりと治療したい |
所見 | レントゲン写真にて再感染を確認 |
治療内容 | 根っこ感染は軽度なものだったが、確実な治療を希望されたため再度根管治療行い、MTAにて根管充填を行った |
回数 | 2回 |
経過 | 症状もなく経過良好のため、補綴処置に移行した |
リスク・ 副作用 |
神経症状、術後疼痛、咬合痛、根尖病変、抜歯 |
費用 | 16万円(税抜) |
症状 | 歯が欠けた |
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希望 | 歯をきれいにしたい |
所見 | レントゲン写真にて、前歯2本の根っこの先が未治療であるのを確認 |
治療内容 | MTAにて根っこの先まで緊密に根管充填を行った |
回数 | 1回 |
経過 | 症状もなく経過良好のため、補綴処置に移行した |
リスク・ 副作用 |
神経症状、術後疼痛、咬合痛、根尖病変、抜歯 |
費用 | 1本10万円(税抜)×2本 |
ポイント
MTAにて根管充填することで根っこの再感染率が低減し、歯の強度が増加します。
歯を長く持たせるのに大切な材料といえます。
治療前
治療後
治療前
治療直後
1ヵ月後
1年後
5年後
症状 | 噛むと痛い 数年前に治療 |
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希望 | 他の医院にて歯を抜くか、歯茎を切って根っこの切断治療を行うかと言われた できるだけ外科治療は避けたい |
所見 | 慢性的な炎症により根っこが溶けてなくなってきている |
治療内容 | 根管内の徹底的な感染物の除去を行い、MTAによる緊密な根管充填を行った なお、隣在歯も同様の治療を行っている |
回数 | 1回 |
経過 | 自覚症状がなくなり経過良好のため補綴処置に移行した 現在は特に問題なくメンテナンスに通われています |
リスク・ 副作用 |
神経症状、術後疼痛、咬合痛、根尖病変、抜歯 |
費用 | 各1本10万円(税抜) |
ポイント
根っこの炎症を放置することで、骨や根っこが溶けてなくなっていきます。
できるだけ早く治療してあげることが大切です。
治療前
治療直後
1年後
症状 | 歯茎がめちゃくちゃ腫れてきた 数年前に治療 |
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希望 | 何度も治療したくない |
所見 | 根管治療は不完全で、慢性的な炎症が急性化したと思われる |
治療内容 | 再度根管治療行う 治療によってわかった事は、1つの根に2本の根管が存在し、治療が不完全だったため、炎症が残存していた 2本の根管を再治療し、MTAにて根管充填を行った |
回数 | 2回 |
経過 | 治療直後は違和感があったものの、数週間で症状が寛解しものが噛めるようになった 腫れも治療後に収まりきれいに歯茎もきれいに治癒した |
リスク・ 副作用 |
神経症状、術後疼痛、咬合痛、根尖病変、抜歯 |
費用 | 10万円(税抜) |
ポイント
下の前歯は根っこが1本ですが、根管は2本であることがしばしば見られます。
裸眼での治療では、そういった根管を見つける事は難しく、マイクロスコープでの治療が必要となります。
パーフォレーション(Perforation)とは、根管治療(歯の神経の治療)中に歯に穴が開いてしまうこと。
パーフォレーションのリスクと影響
症状 | 数ヶ月前に治療したが、腫れが治まらない |
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希望 | 何度も治療したくないので、しっかり治してほしい できるだけ歯は抜きたくない |
初見 | 歯茎からの膿が認められ、レントゲン写真にてパーフォレーションが確認された |
治療内容 | 根管から逸脱した充填物を全て除去し、本来の根管を治療、MTAにて充填した |
回数 | 2回 |
経過 | 歯茎からの膿も止まり、痛みなどもなく経過良好のため補綴処置に移行した |
リスク・ 副作用 |
神経症状、術後疼痛、咬合痛、根尖病変、抜歯 |
費用 | 10万円(税抜) |
ポイント
パーフォレーションの場合、どこに穴が空いているかが大切で、それにより治療内容が変わります。
神経を取ることで、周辺の歯が少なくなり、詰め物だけでは強度が不足するため、かぶせものに変更する必要があります。
症状 | 噛むと違和感がある |
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希望 | 2次虫歯になりにくい材料がいい |
所見 | 旧補綴物を除去した際、2次虫歯を確認 |
治療内容 | 虫歯治療及び根管治療後にセラミッククラウンにて補綴治療を行なった |
回数 | 2回 |
経過 | 咬合痛もなく経過良好 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 |
費用 | 15万円(税抜) |
症状 | 歯が欠けた |
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希望 | 歯をきれいにしたい |
所見 | 前歯2本の歯の先が欠けてきている |
治療内容 | 根管治療後にセラミッククラウンにて補綴治療を行なった |
回数 | 2回 |
経過 | 審美的にも満足され、破折等もなく経過良好 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 |
費用 | 1本18万円(税抜)×2本 |
症状 | かぶせものの境目が気になる |
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所見 | 補綴物の経年劣化、不良補綴物による歯肉退縮を確認 |
治療内容 | 根管治療後にセラミッククラウンにて補綴治療を行なった |
回数 | 2回 |
経過 | 審美的にも満足され、歯肉退縮もなく経過良好 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 |
費用 | 1本18万円(税抜)×3本 |
症状 | 黒い歯茎が気になる |
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希望 | 綺麗にして欲しい |
所見 | 左上の歯茎にサイナストラクト(膿の出口)、前歯に不良補綴物、正中がずれたクラウンが装置されている |
治療内容 | 前歯の根管治療及びインプラント治療後、セラミッククラウンにて補綴治療を行なった |
回数 | 6回 |
経過 | 歯茎とセラミッククラウンが違和感なく調和し、審美的に経過良好 |
リスク・ 副作用 |
破折、脱離、術後疼痛、神経症状、咬合痛、抜歯 |
費用 | 1本18万円(税抜)×5本 |
ポイント
自分の歯を使って治療できる最終段階のステージです。
再治療を減らすためには、根っこの治療を含め、できるだけ精密な治療が必要です。
セラミッククラウンは強度があり、歯よりも汚れがつきづらい材料です。長期的に歯を維持するために必要不可欠な材料だと考えます。
現在、歯を失った場合、様々な治療法が存在します。
インプラントはその中でも、第一選択として選ばれることが多いです。
理由としては、数多くのエビデンスが存在しており、トラブルの少ない治療を行うことが可能だからです。
症状 | 噛むと痛い |
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希望 | しっかり噛みたい |
所見 | レントゲン写真にて根の破折を確認 |
治療内容 | 保存不可能と診断 歯を抜くと同時に、インプラントを埋入 事前にインプラント用ステントを作成することにより歯茎を切らず、また正確に安全な位置にインプラントを埋入することができた 埋入から2ヶ月後に印象行い、最終的な補綴処置に移行した |
回数 | 5回 |
経過 | 噛んだときの痛みもなく、しっかり物が噛めるとのこと 奥歯は特に歯の清掃が難しいため、周りの歯を含めた歯の清掃指導を徹底していく |
リスク・ 副作用 |
術後疼痛、腫れ、内出血、金属アレルギー、レントゲンのハレーション、神経損傷、上顎洞炎、生着不良、破折、歯周病、歯肉退縮、清掃不良、移動、違和感 |
費用 | 51万円(税抜) |
ポイント
歯を抜くと同時にインプラントを埋入することで、骨のダメージが最小限に抑えられる
さらに外科治療の回数が少なくて済むので負担が少ない
またステントを使うことで安心安全に、なおかつスピーディーに治療行うことができる
症状 | 歯が取れた 痛みは無い |
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希望 | 前歯を全部きれいにしたい |
初見 | 顕微鏡下で根っこの破折を確認 |
治療内容 | インプラント治療と並行して、その他の歯の補綴治療を行った 左上の前歯のインプラント治療は、歯を抜くと同時にインプラントを埋入 さらに事前に作成しておいたインプラント結合型専用の仮歯を装着 そのまま2ヶ月過ごしてもらい、最終的な補綴処置に移行した |
回数 | 4回 |
経過 | 治療直後はインプラント周辺に違和感があったものの、数ヶ月で消退 現在は審美的、機能的にも満足されている |
リスク・ 副作用 |
術後疼痛、腫れ、内出血、金属アレルギー、レントゲンのハレーション、神経損傷、上顎洞炎、生着不良、破折、歯周病、歯肉退縮、清掃不良、移動、違和感 |
費用 | 59万円(税抜) セラミッククラウン18万円(税抜)×5本 |
ポイント
インプラント結合型の仮歯を製作することにより、審美性の確保だけでなく、インプラントとその周辺を清潔に保つことができる
また最終的な補綴を想定して仮歯を設計することでスムーズに補綴処置に移行することができる
症状 | 前歯がぐらぐらする |
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希望 | 周りの歯を含めてきれいにしてほしい |
所見 | 視診にて根っこの破折を確認 |
治療内容 | インプラント治療と並行して、その他の歯の補綴治療を行った 左上の前歯のインプラント治療は、歯を抜くと同時にインプラントを埋入 さらに事前に作成しておいたインプラント結合型専用の仮歯を装着 そのまま2ヶ月過ごしてもらい、最終的な補綴処置に移行した |
回数 | 4回 |
経過 | 治療後痛みもなく経過良好 現在は審美的、機能的にも満足されている |
リスク・ 副作用 |
術後疼痛、腫れ、内出血、金属アレルギー、レントゲンのハレーション、神経損傷、上顎洞炎、生着不良、破折、歯周病、歯肉退縮、清掃不良、移動、違和感 |
費用 | 59万円(税抜) セラミッククラウン 18万円(税抜)×2本 ダイレクトボンディング 9万円(税抜) |
ポイント
もともと左右の前歯の大きさが不揃いであることから、左にインプラント入れても自然な補綴物を装着することができない
そのため、右の前歯とのバランスを整え、できるだけシンメトリーの補綴形態を付与して製作した
インビザライン iGO(アイゴー)は、軽度から中等度の歯並びの矯正に特化したマウスピース矯正
注意点
希望 | 歯並びをきれいにしたい |
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所見 | 奥歯の噛み合わせに問題はなく、前歯部の歯並びが悪い |
治療内容 | 専用の口腔内スキャナーにて資料を採取し、事前にシミュレーションをし、納得してもらった上で治療を行った 前歯にアタッチメントと呼ばれるレジンを装着し、各歯の間を約0.3ミリ削りスペースを設け、矯正を行った |
経過 | 歯の痛みや知覚過敏の症状もなく、問題なく矯正が勧められた 約6ヶ月で治療を終了した |
リスク・ 副作用 |
痛み、違和感、歯肉退縮、歯の脱落、歯の動揺、咬合痛、審美障害、変色、抜歯、虫歯、歯周病、顎関節症、アレルギー、治療期間の延長、後戻り、発音障害、口臭、食片圧入、歯が動かない、シミュレーションどおりいかない |
費用 | 45万円(税抜) |
希望 | 矯正の後戻りが気になる |
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初見 | 前歯を中心に矯正の後戻りが見られる 特に右上前歯の捻転と前歯の隙間が顕著 |
治療内容 | 専用の口腔内スキャナーにて資料を採取し、事前にシミュレーションをし、納得してもらった上で治療行った 前歯にアタッチメントを装着し、矯正治療を行った なお、今回は隙間が空いてるのを閉鎖する治療になるので、歯と歯の間は削っていない |
経過 | 約3ヶ月で終了 後戻りしやすいため、アライナーによって保定を慎重に行ってもらっている |
リスク・ 副作用 |
痛み、違和感、歯肉退縮、歯の脱落、歯の動揺、咬合痛、審美障害、変色、抜歯、虫歯、歯周病、顎関節症、アレルギー、治療期間の延長、後戻り、発音障害、口臭、食片圧入、歯が動かない、シミュレーションどおりいかない |
費用 | 45万円(税抜) |
ポイント
ご自身では、フルの矯正治療か、部分的な矯正治療か判断がつかないと思います。
まずはご来院いただき、検査を受けられることをお勧めいたします。
当院は、GBT認定歯科医院です
歯科治療におけるEMS社の「GBT」とは、「Guided Biofilm Therapy(ガイド付きバイオフィルム療法)」の略です。
GBTは、歯の表面に付着しているバイオフィルム(細菌の集合体)を効果的に除去することを目的としています。具体的には、以下のような特徴があります
治療内容 | 研磨剤を使って着色を取る場合は、研磨剤の粒子を使って着色をとります しかしこの粒子が着色をとると同時に歯を傷つける恐れがあります 歯の傷は、歯の着色のさらなる原因になります エアフローでは歯を傷つけることがないため、そういった恐れがありません |
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リスク・ 副作用 |
味による不快感、アレルギー、着色の完全除去、痛み、腫れ、出血、皮下気腫、喘息、気管支炎 |
費用 | 3,000円(税抜) |
治療内容 | 歯の染め出しで色が残っているところが磨き残しになります これらは通常の歯ブラシでは除去することが難しく、また超音波を当てることで歯や装置を傷つける恐れがあるため、エアフローが適しているといえます |
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リスク・ 副作用 |
味による不快感、アレルギー、着色の完全除去、痛み、腫れ、出血、皮下気腫、喘息、気管支炎 |
費用 | 3,000円(税抜) |
ポイント
エアフローは、痛みが少なく、短時間で歯の汚れを落とせるクリーニング方法です。特に、着色除去や歯周病予防に効果的で、矯正中やインプラントのメンテナンスにも向いています。歯石除去とは異なるため、状態に応じて併用するとより効果的です。